音楽の道って

今週と、来週の日曜日にミニ発表会を開催します。
ヴィエナはずっと、年2回の発表会を行っています。冬は大きなホールで曲も時間をかけて準備する形で、この夏のミニ発表会は、「普段の練習のちょっと進んだところ」くらいの気持ちで臨む発表会としています。
場所も教室のホールを使い、進行も各講師が口頭で生徒の紹介をしながら進めていきます。普段レッスンであったことなど、その子の雰囲気が思い浮かぶような話も多く、曜日や教室が違って話す機会が少ない生徒の日常が分かったりして、私も楽しみにしています。

学校や塾などと違い、ヴィエナでの楽器のレッスンは一対一なので、生徒と音楽についてだけでなく、色々な話をすることが自然と多くなり、また何年という単位で長くレッスンを見ている子が多いので、とても親しくなります。
成長していくにつれて、当然、皆何かしらの悩みもあり、そんな相談をすることも良くあります。大きくなってくると、特に進路については真剣な話が多く、こちらも自分の経験を交え出来る限りアドバイスしています。

音大に進むということについて、自分の考えは「本当に本気でするならとても面白い道」だと思っています。大学としては変なのかもしれませんが、卒業後の確実な進路を考えずに行く種類の学校です。ただ、本気で勉強しようと思えば充実した学校生活が送れます。「音大に行った方が良いよ」とは、今までもおそらくこれからもほぼ勧めませんが、「それでも勉強したい!」という子には出来る限りサポートしていきたいと考えています。

一番嬉しいのは「音楽が好き!」という気持ちをもって、音楽の素晴らしさを感じて成長していってもらうことです。実は残念ながら、音大を卒業しても、その時点で音楽から離れてしまう人も多いのが現状です。それよりも、ずっと生きて行く傍に音楽があるのは、とても幸せなことではないでしょうか。

tadashi

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