音楽の感動を〜講演

高崎市が毎年行っている、「やるベンチャー」という中学生による職業体験があります。今年はコロナのせいでそれが無くなってしまったということで、代替案として進路についての講演依頼があり、先日、高崎市の中学校におじゃまして来ました。

レッスンの際に生徒に何となく聴いてみると、学校でそういう機会があったこともあるけれど、ずっと話しているだけだからあまり面白くなかった、との意見でしたので、せっかくならと、体育館のピアノで演奏もすることにしました。

コンサートでは解説など話しながら進めて行くことも多いですし、レッスンでもいつも話してはいても、講演となると初めてのことです。完全にフリーで話すのは心配なのであらすじや、ちょっとしたコラム的なものを書き始めたら、結局長くなって何ページにもなってしまいました。

進路についてですので、自分が選んできた進路を「こういう理由で選びました」などと組みたてて行きます。外国に行くというのも、音楽を仕事にしようと思ったのも、そこが転換点だなぁと思いながら書いていきました。あまり大それたことは言えませんがそれなりに纏まり、これでみんなは聴いてくれるのだろうかとの気持ちを持って当日。

演奏し、曲の解説も交えつつ、そうは言ってもやはり話がメインなのでそちらが長くなります。生徒の様子を伺いながら進めて行くと、以外にも(失礼ですが)しっかりと聴いてくれています。音楽に関わる仕事ということで面白かったのかもしれません。 そして、時間も少しオーバーして最後にカンパネラ演奏して終了。

後日、こんな素敵な生徒みんなの感想文もいただき、とても嬉しいことが沢山書いてありました。役にたてて嬉しいのと、ピアノを始めてしっかり聴いてすごかった!などという感想などがあると、やはり、子供の時期の感動は残るだろうし良かったなぁと思います。

またこんな機会があったら、音楽を届けて行きたいと思います。

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