2023年5月14日に高崎芸術劇場で開催されるコンサート、伊藤正×石原理恵 ”1900年の音楽 〜フランス印象派とくるみ割り人形〜”の情報ページです。
シリーズで3回目ということもあり、今までのコンサートの様子や、今回のコンサートについて載せていきます。
![](https://www.viennapianoflute.com/vienna_blog/wp-content/uploads/2023/02/チラシ2023.jpg)
ライブでの音楽は一度だけ、その場所、時間だけで体験出来るもの。
だからこそ価値がありますが、せっかくの機会なのにその日だけというのはもったいない!
このページでコンサートの雰囲気を感じていただき、是非当日も足を運んでいただければ幸いです!
今回のテーマは「1900年の音楽」。1900年辺りに作られた音楽を集めました。
これは本の表紙ですが、こんなイメージの時代です。
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副題は「フランス印象派とくるみ割り人形」。
1900年と言えばアール・ヌーヴォーなどの芸術も華やかな時代。音楽でも新しい響きを探求していました。3つの方向をご紹介します。
1つ目はフランス印象派の音楽、はっきりと描かずに仄めかす様な音楽がクロード・モネの絵画「睡蓮」との関連の中で作り出されます。
![](https://casie.jp/media/wp-content/uploads/2020/11/1920px-Claude_Monet_-_Water_Lilies_-_1906_Ryerson-1.jpg)
歌曲ではドビュッシー「アリエルのロマンス La Romance d’Ariel 1884」「夕べ De Soire 1893」「パンの笛 La Flute de pan 1897」をお届けします。以下も数字は作曲年です。
同じく印象派のラヴェルからはピアノソロを2曲「水の戯れ Jeux d’eau 1901」「亡き王女のためのパヴァーヌ Pavane pour une infante défunte 1899」
2つ目の方向性としてはジャズ。ヨーロッパに取って新しい響きは新鮮なものに感じたはずです。スクリャービンの「ピアノソナタ第4番 Piano Sonata No.4 1903」ではジャズ的な要素が取り入れられこちらも新しい境地が追求されています。弾いていても聞いていてもノリが良くてとても楽しい曲です。
![Original Dixieland Jazz Band](https://mora.jp/wp-image/sites/2/Original-Dixieland-Jazz-Band.jpg)
3つ目の響きは古典的。この時代は新しいことを求めると同時に古典回帰の傾向もありました。「くるみ割り人形 The Nutcracker 1893」はチャイコフスキーのバレエ音楽。誰もが聞いたことがあるでしょう。今回はロシアのピアニスト、プレトニョフによる編曲版です。ピアノの持つ繊細さと華やかさを感じられるピアノらしい楽しい編曲で演奏効果も高いものとなっています。
![ballet_pbn | シアトルの生活情報誌「ソイソース」](https://soysource.net/wp-content/uploads/2021/12/ballet_pbn-350x236.jpg)
よりコンサートを楽しんでいただけるように随時更新して行きますので是非ご覧ください!
チケットはこちらから(チケットぴあのページへのリンクです)
こちらは昨年のコンサートから3曲。
そしてピアノソロ、ベートーヴェンの熱情ソナタ